chmodコマンドは、LinuxやUnix系システムでファイルやディレクトリのアクセス権(パーミッション)を変更するためのコマンドです。アクセス権は、ユーザーがファイルやディレクトリに対して行える操作を制御します。
アクセス権の種類:
- 読み取り(r): ファイルの内容を読み取ることができます。
- 書き込み(w): ファイルの内容を変更することができます。
- 実行(x): ファイルを実行することができます。
ユーザーの種類:
- 所有者(u): ファイルやディレクトリの作成者または所有者。
- グループ(g): 所有者が所属するグループのメンバー。
- その他(o): 上記以外の全てのユーザー。
パーミッションの指定方法:
chmodコマンドでは、シンボリックモードと数値モードの2つの方法でパーミッションを指定できます。
- シンボリックモード:ユーザータイプ、操作、アクセス権を組み合わせて指定します。
+: 権限を追加-: 権限を削除=: 権限を設定
chmod u+x ファイル名 - 数値モード:各権限を数値で表し、3桁の数字で指定します。
- 読み取り(r): 4
- 書き込み(w): 2
- 実行(x): 1
chmod 754 ファイル名
注意点:
chmodコマンドを使用する際は、適切な権限を設定し、セキュリティリスクを避けるよう注意が必要です。- 特に、全てのユーザーに全権限を与える設定(例:
chmod 777)は、セキュリティ上のリスクが高いため、慎重に行ってください。
詳細な使い方やオプションについては、以下の参考資料をご参照ください。
Linuxシステムでファイルやディレクトリのアクセス権(パーミッション)を確認するには
Linuxシステムでファイルやディレクトリのアクセス権(パーミッション)を確認するには、lsコマンドを使用します。特に、-lオプションを付けることで詳細情報を表示できます。
コマンドの使用例:
ls -l
出力例:-rw-r--r-- 1 user group 1234 Nov 8 10:00 example.txt
出力の解説:
- 最初の10文字: アクセス権とファイルの種類を示します。
- 1文字目: ファイルの種類を表します。
-: 通常のファイルd: ディレクトリl: シンボリックリンク
- 2〜4文字目: 所有者(ユーザー)の権限
- 5〜7文字目: 所有グループの権限
- 8〜10文字目: その他のユーザーの権限
- 1文字目: ファイルの種類を表します。
各権限は以下のように表されます。
r: 読み取り(read)w: 書き込み(write)x: 実行(execute)-: 権限なし
例の解釈:-rw-r--r-- 1 user group 1234 Nov 8 10:00 example.txt
-rw-r--r--: 通常のファイルで、所有者は読み取りと書き込みが可能、所有グループとその他のユーザーは読み取りのみ可能。1: ハードリンクの数user: 所有者のユーザー名group: 所有グループ名1234: ファイルサイズ(バイト単位)Nov 8 10:00: 最終更新日時example.txt: ファイル名
このように、ls -lコマンドを使用することで、ファイルやディレクトリの詳細な情報とアクセス権を確認できます。
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