クリエイティブ・コモンズ (CC) 4.0 ライセンスの全種類を徹底解説!商用利用の可否や特徴を詳しく紹介

クリエイティブ・コモンズ (CC) は、公共の利益のために知識と文化を共有できるように、技術的、法的、および政策的なソリューションを提供することで、世界中の個人とコミュニティを支援することを使命としています。

クリエイティブ・コモンズ (CC) ライセンスはすべてが商用利用可能というわけではありません。一部のライセンスは商用利用を制限しています。具体的には、ライセンスの種類によって商用利用の可否が異なります。

ライセンスの進化

クリエイティブ・コモンズ(CC)ライセンスには、時代のニーズや国際的な法制度に対応するためのバージョンがあります。初期の1.0(2002年)は基礎的な仕組みを提供し、2.0(2004年)以降で表現が簡潔化されました。3.0(2007年)では、各国法に適応した「ポート済み版」が登場しましたが、国ごとに違いが生じる課題がありました。そのため、4.0(2013年)では完全に統一された国際標準として設計され、データベース権や再適用の仕組みが追加されました。現在、4.0が最も利用されており、他にも著作権を完全放棄するCC0(パブリックドメイン)も選択肢として用意されています。

クリエイティブ・コモンズの3.0以下のバージョンは4.0とみなすことはできません
各バージョンには独自の条項があり、特に3.0では「各国ポート版」が存在する一方、4.0は完全な国際標準として設計されています。ライセンス適用時に指定されたバージョンが適用されるため、3.0以下で公開された作品は、明示的に4.0へ移行しない限りその条件が維持されます。

クリエイティブ・コモンズライセンス4.0 の種類と商用利用の可否

  1. CC BY (表示)
    • 商用利用:可能
    • 必要条件:クレジット表示が必須。
  2. CC BY-SA (表示 – 継承)
    • 商用利用:可能
    • 必要条件:クレジット表示+改変作品を同じCC BY-SAライセンスで公開。
  3. CC BY-NC (表示 – 非営利)
    • 商用利用:不可
    • 必要条件:非営利目的に限る。クレジット表示が必須。
  4. CC BY-NC-SA (表示 – 非営利 – 継承)
    • 商用利用:不可
    • 必要条件:非営利目的に限る。クレジット表示+改変作品を同じCC BY-NC-SAライセンスで公開。
  5. CC BY-ND (表示 – 改変禁止)
    • 商用利用:可能
    • 必要条件:クレジット表示。改変は禁止。
  6. CC BY-NC-ND (表示 – 非営利 – 改変禁止)
    • 商用利用:不可
    • 必要条件:非営利目的に限る。クレジット表示+改変禁止。

以下は、CC0クリエイティブ・コモンズ(Creative Commons)ライセンス 4.0の6種類を、商用利用可能など権限が広いものから順に表形式でまとめたものです。

ライセンス名商用利用クレジット改変の可否継承義務非営利限定特徴
CC0可能不要可能なしなし完全に自由な利用(商用利用、改変、再配布など)を許可
CC BY(表示)可能必要可能なしなしクレジット表示さえすれば、商用利用や改変を自由に行える最も自由度の高いライセンス。
CC BY-SA (表示 – 継承)可能必要可能必須なしクレジット表示が条件。改変後も同じライセンス(CC BY-SA)で公開する必要あり。
CC BY-ND (表示 – 改変禁止)可能必要不可なしなしクレジット表示が条件。改変は禁止だが、商用利用は可能。
CC BY-NC (表示 – 非営利)不可必要可能なし必須クレジット表示+非営利目的限定で利用可能。
CC BY-NC-SA (表示 – 非営利 – 継承)不可必要可能必須必須クレジット表示+非営利目的限定+改変後も同じライセンス(CC BY-NC-SA)で公開が必要。
CC BY-NC-ND (表示 – 非営利 – 改変禁止)不可必要不可なし必須クレジット表示+非営利目的限定+改変不可。最も利用範囲が限定されるライセンス。
目次

クリエイティブ・コモンズ(CC)ライセンスの文字コードの意味

1. BY (Attribution / 表示)

  • クレジット表示が必須であることを意味します。
    • 著作者名、作品タイトル、ライセンス情報を明示する必要があります。
    • すべてのクリエイティブ・コモンズライセンスに共通して含まれます。

2. SA (ShareAlike / 継承)

  • 継承義務を意味します。
    • 改変した作品を公開する場合、元のライセンスと同じ条件(SA)を適用する必要があります。
    • 例: CC BY-SAの作品を改変した場合、改変後の作品もCC BY-SAで公開する必要があります。

3. NC (NonCommercial / 非営利)

  • 非営利限定を意味します。
    • 作品を非営利目的でのみ使用可能です。
    • 商用利用(収益化を目的とした利用)は禁止されます。

4. ND (NoDerivatives / 改変禁止)

  • 改変禁止を意味します。
    • 元の作品をそのままの形で使用することが条件です。
    • 翻訳、リミックス、再加工などは許可されません。

文字コードのまとめ

2文字の組み合わせ意味利用制限
BYAttribution表示(クレジット表示)著作者情報を明示する必要がある。
SAShareAlike継承改変後の作品も同じライセンスで公開する必要がある。
NCNonCommercial非営利非営利目的でのみ利用可能。
NDNoDerivatives改変禁止元の形を維持し、改変して使用することは禁止。

CCライセンスの特徴に応じた組み合わせ

  • CC BY: 表示のみ → 最も自由度が高い
  • CC BY-SA: 表示 + 継承義務 → 自由度が高いが、改変後もライセンス継承が必要
  • CC BY-ND: 表示 + 改変禁止 → 改変は不可だが、商用利用は可能
  • CC BY-NC: 表示 + 非営利 → 商用利用が不可
  • CC BY-NC-SA: 表示 + 非営利 + 継承義務 → 非営利用途に限られ、改変後もライセンス継承が必要
  • CC BY-NC-ND: 表示 + 非営利 + 改変禁止 → 非営利限定、改変禁止で、最も制約が厳しい

確認と注意点

  • 素材を利用する際、どのCCライセンスが適用されているかを必ず確認してください。
  • ライセンスの要件(クレジット表示、非営利目的、改変制限など)を遵守する必要があります。
  • 詳細については公式サイトでライセンスの条項を確認してください:

参考

AI時代の相互関係(Creative Commons)

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この記事を書いた人

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