VRChat(ブイアールチャット)とは、世界中のユーザーが3Dアバターを使って交流できるソーシャルVRプラットフォームです。以下に、公式情報をもとに詳しく解説します。
目次
基本概要
- 公式サイト:VRChat Official Website
https://hello.vrchat.com - 開発・運営:VRChat Inc.(アメリカ)
- 対応機器:
- Meta Quest(Quest 2, Quest 3, Quest Pro など)
- Steam(Windows版PCVR)
- Oculus Rift
- デスクトップモード(VR機器なしでも可)
VRChatは、ユーザーが自由に作成した3Dワールド(空間)やアバターを使って、他の人とリアルタイムで会話・遊び・イベントに参加できるメタバース(仮想空間)プラットフォームです。

主な特徴

3Dアバターのカスタマイズ
- ユーザーは、自分の分身であるアバターを自由に設定できます。
- 対応形式は VRM、FBX、Unityを通じたカスタムアバターなど。
- アバターには表情・ジェスチャー・物理挙動(髪・服)などを設定可能。
- VRoid Studioで作ったアバターをUnity経由でVRChatにアップロードするのが一般的です。
VRoid Studioについては、こちらの記事で解説しています↓
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ユーザー生成ワールド
- 世界中のユーザーがUnityで独自の「ワールド」を制作し公開可能。
- 「カフェ」「クラブ」「美術館」「ゲーム空間」「教育・会議室」など、無限のシーンが存在。
- SDKを使ってプログラム的なギミックも追加可能(例:ボタンで照明変化、ミニゲームなど)。
コミュニケーション機能
- ボイスチャットとテキストチャットに対応。
- フレンド登録やグループ参加が可能。
- 表情やジェスチャー、身体の動きがリアルタイムで反映され、臨場感のある会話ができる。
開発環境・技術
- VRChat SDK:Unity向けの開発キット。
- VRChat Creator Companion (VCC)
https://creators.vrchat.com/
- VRChat Creator Companion (VCC)
- 対応Unityバージョン:Unity 2022.3 LTS(2025年10月現在の公式推奨)
- スクリプト言語:Udon(C#に似たノードベーススクリプト)

利用料金と収益モデル
- 基本プレイ無料
- 追加機能やサポートが付く 「VRChat Plus」(月額$9.99程度)あり
→ ユーザー名のカスタムアイコン、アバター保存枠の増加、運営支援機能など
主な用途
- オンライン交流(友人・国際交流)
- バーチャルライブ・クラブイベント
- 教育・ビジネスミーティング
- 美術・展示会・アート発表
- バーチャル撮影(VRCフォト、VRCスタジオなど)
公式関連リンク
- VRChat 公式サイト VRChat Official Website
https://hello.vrchat.com - VRChat Creator Hub(開発者向け)
https://creators.vrchat.com/ - Steam配布ページ VRChat on Steam
https://store.steampowered.com/app/438100/VRChat/ - VRChat on Meta Quest Store
https://www.meta.com/ja-jp/experiences/vrchat/1856672347794301/
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