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v0.dev & Linux|AIでNext.js UIを自動生成→Vercelにデプロイする方法

目次

v0とは?

v0.dev は、Vercel が提供する AI を活用した Web UI コンポーネントの生成ツール です。Tailwind CSS と Radix UI を基盤に、React コンポーネントを自動生成できます。

v0.dev の特徴

  1. 自然言語から UI を生成
    • 「ダッシュボード風の UI を作成」などのプロンプトを入力すると、React コンポーネントが生成される。
  2. ShadCN + Tailwind CSS に対応
    • ShadCN/UI を活用して、モダンで美しい UI を生成可能。
  3. コピペですぐ使える
    • 生成されたコードは Next.js などに簡単に組み込める。
  4. デザインを AI でアシスト
    • UI の修正や改良も、AI に依頼可能。

v0.dev の活用方法

  • SaaS やスタートアップの MVP 開発
  • React / Next.js ベースのプロジェクトの UI 構築
  • AI を活用した UI 設計の高速化

v0の料金

無料プランでは、最大5つのプロジェクトを作成することができます。
有料プランは$20〜

出典:https://v0.dev/pricing
出典:https://v0.dev/pricing

v0.dev で作成したコードのデプロイ方法

v0.dev は コード生成ツール なので、生成された React / Next.js のコードをデプロイする流れになります。

コードを生成する

V0.dev で UI を生成 https://v0.dev/chat
例)プロンプト 時計

v0でコードが自動生成される

デプロイ

「Deploy」ボタンから、デプロイすることができます

発行されるURLをクリックすると、デプロイされたページにアクセスできます。

お疲れ様でした。こちらでVercelへのデプロイが完了です。

Linuxサーバーで動かしてみたい方は、次の方法で確認することができます。

v0.dev で作成したコードをLinuxサーバーで実行する方法

ソースコードのダウンロード

「…」からソースコードをダウンロードします。

Next.js の新規プロジェクトを作成

Linuxサーバーにログインして、ターミナルで以下のコマンドを実行:

npx create-next-app@latest my-app
cd my-app
npm install

my-app はプロジェクト名なので、好きな名前に変更可能。

このコマンドを実行すると、以下のオプションを聞かれます:

  • TypeScript を使いますか?Yes(推奨)
  • ESLint を使いますか?Yes(推奨)
  • Tailwind CSS を使いますか?Yes(推奨)
  • src/ ディレクトリを使いますか?Yes(任意)
  • app/ ルーターを使いますか?(Next.js 14 の新機能)Yes(推奨)
  • プロジェクトを Git に初期化しますか?Yes(任意)

cd my-app でプロジェクトフォルダに移動し、npm run dev で起動します。

cd my-app
npm run dev
> my-app@0.1.0 dev
> next dev --turbopack

 ⚠ Port 3000 is in use, trying 3001 instead.
   ▲ Next.js 15.1.6 (Turbopack)
   - Local:        http://localhost:3001
   - Network:      http://xx.xxx.xxx.xxx:3001

 ✓ Starting...
 ✓ Ready in 1297ms
 ○ Compiling / ...
 ✓ Compiled / in 3.1s
 GET / 200 in 3475ms
 ✓ Compiled /favicon.ico in 221ms

上記のURLをブラウザで入力すると、Next.js のデフォルトページが表示されます 。

  • Local: http://localhost:3001
  • Network: http://xx.xxx.xxx.xxx:3001

既存の Next.js プロジェクトにV0.dev のコンポーネントを追加

components/ フォルダを作成

Next.js の app/ ディレクトリ内に components/ フォルダを作成し、v0で作成したファイルをコピーする。

mkdir components

例)my-app/app/components/filename(任意).tsx

コンポーネントをページに表示

次に app/page.tsx にv0で作成したファイルをコピーする。

Tailwind CSS の設定

v0.dev は Tailwind CSS を使用するので、プロジェクトに Tailwind を追加

npm install -D tailwindcss postcss autoprefixer
npx tailwindcss init -p

tailwind.config.js に以下が記載されていることを確認:

module.exports = {
  content: ["./pages/**/*.{js,ts,jsx,tsx}", "./components/**/*.{js,ts,jsx,tsx}"],
  theme: {
    extend: {},
  },
  plugins: [],
};

globals.css に Tailwind に以下が記載されていることを確認:

@tailwind base;
@tailwind components;
@tailwind utilities;

実行

cd my-app でプロジェクトフォルダに移動し、npm run dev で開発サーバーを起動します。

cd my-app 保留
npm run dev
> my-app@0.1.0 dev
> next dev --turbopack

 ⚠ Port 3000 is in use, trying 3001 instead.
   ▲ Next.js 15.1.6 (Turbopack)
   - Local:        http://localhost:3001
   - Network:      http://xx.xxx.xxx.xxx:3001

 ✓ Starting...
 ✓ Ready in 1297ms
 ○ Compiling / ...
 ✓ Compiled / in 3.1s
 GET / 200 in 3475ms
 ✓ Compiled /favicon.ico in 221ms

上記のURLをブラウザで入力すると、実行結果が表示されます。ポート番号は3000または自動で調整されます。

  • Local: http://localhost:3001
  • Network: http://xx.xxx.xxx.xxx:3001

v0.dev で作成したコードをLinuxサーバーからVercelにデプロイする方法

Next.js のビルドを確認

ファイルを修正した場合などは、Vercel にデプロイする前に、ローカルでビルドが成功するか確認します。

npm run build

Vercel にデプロイ

Vercel は Next.js を公式サポートしているため、簡単にデプロイできます。

npm install -g vercel
vercel login

任意の方法でVercelにログインします。

プレビュー環境にデプロイ(デフォルト)
デプロイが成功すると、Preview URL が表示されます。

vercel

本番環境にデプロイ
デプロイが成功すると、Production URL が表示されます。

vercel --prod
Production: https://your-project.vercel.app

ブラウザにURLを入力すると、Vercelにデプロイしたサイトにアクセスすることができます。

お疲れ様でした。こちらでLinuxサーバーから、Vercelへのデプロイが完了です。

その他、Netlify(静的サイトやフロントエンドアプリのホスティング に特化した クラウドデプロイサービス) 等にデプロイすることや、独自サーバーにデプロイすることもできますが、今回はシンプルなVercelへのデプロイの方法をご紹介しました。

まとめ

Vercel で簡単にデプロイすることができます。
V0.dev + Next.js + Vercel の組み合わせで、スムーズな開発が可能です。

参考

v0.dev 公式ドキュメント

Next.js 公式ドキュメント

Tailwind CSS 公式ドキュメント

Vercel 公式ドキュメント

Netlify 公式ドキュメント

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この記事を書いた人

AIアーティスト | エンジニア | ライター | 最新のAI技術やトレンド、注目のモデル解説、そして実践に役立つ豊富なリソースまで、幅広い内容を記事にしています。フォローしてねヾ(^^)ノ

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