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Shellコマンド : 作成されているユーザーの一覧を表示 (LinuxやUnix系)

作成されているユーザーの一覧を表示するには、LinuxやUnix系のシステムで以下の方法を使います。

1. /etc/passwdファイルを表示する

cat /etc/passwd

  • このファイルにはシステム上のすべてのユーザーアカウント情報が含まれています。各行にはユーザー情報があり、通常「ユーザー名:その他の情報」という形式で表示されます。
  • ファイルを読みやすくするために、ユーザー名だけを抽出するには以下のようにします:bashコードをコピーするcut -d: -f1 /etc/passwd

2. getentコマンドを使用する

getent passwd

  • getentコマンドは、システムのデータベース(/etc/passwdファイルなど)から情報を取得します。このコマンドでも、すべてのユーザーアカウントがリストされます。
  • ユーザー名のみを表示するには、次のように使用します:bashコードをコピーするgetent passwd | cut -d: -f1

3. システムユーザーと通常ユーザーの区別

  • 上記の方法で表示される一覧には、システムユーザーと通常ユーザーの両方が含まれます。通常ユーザーのみを確認したい場合、UID(ユーザーID)が1000以上のユーザーをフィルタリングするスクリプトを使う方法もあります。

UID(ユーザーID)が1000以上のユーザーをフィルタリングするスクリプト

UID(ユーザーID)が1000以上のユーザーのみをフィルタリングするためのスクリプトは以下のように書けます。このスクリプトでは、/etc/passwdファイルを参照し、UIDが1000以上のユーザーを抽出します。

awk -F: '$3 >= 1000 { print $1 }' /etc/passwd

スクリプトの解説

  • awk -F::フィールド区切りをコロン(:)に設定します。
  • $3 >= 1000:3番目のフィールド(UID)が1000以上のユーザーのみを選択します。
  • { print $1 }:条件に一致する行の1番目のフィールド(ユーザー名)を表示します。

このスクリプトを実行すると、UIDが1000以上のユーザー(通常のログインユーザー)がリスト表示されます。

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この記事を書いた人

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