LC_ALLが設定されていない場合は、他のロケール環境変数(LANGやLC_*)の設定によって文字コードや言語が決まりますが、特に必要に応じてLC_ALLを設定することで、文字化けなどの問題が解決する場合もあります。
LC_ALLを設定する方法
一時的に設定する
ターミナルセッション内で一時的にLC_ALLを設定できます。この設定はセッションを終了するとリセットされます。bashコードをコピーするexport LC_ALL=en_US.UTF-8
en_US.UTF-8を使うと、英語(米国)のUTF-8エンコードになります。日本語環境であれば、ja_JP.UTF-8も試すことができます。
永続的に設定する
LC_ALLを永続的に設定するには、シェルの設定ファイル(~/.bashrcや~/.profileなど)に追加します。
echo 'export LC_ALL=en_US.UTF-8' >> ~/.bashrc
上記のコマンドを実行した後、設定を有効にするために以下のコマンドを実行します。bashコードをコピーするsource ~/.bashrc
~/.bashrcの代わりに~/.profileや/etc/environmentに設定しても良いですが、システム全体に影響を与えたい場合は/etc/environmentに設定することもあります。
設定の確認
設定後に、再度以下のコマンドでLC_ALLが設定されているか確認してください。
echo $LC_ALL
これで、文字化けが解消されるか確認してみてください。
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