HSP(Hot Soup Processor)は公式にはWindows専用のプログラム言語および開発環境として設計されています。そのため、macOSで直接動作させることはできません。
(ただし、Windows環境を仮想化などを行うことで、macOSでもHSPを使用することが可能です。)
HSP (Hot Soup Processor) のプログラムを実行する方法は非常に簡単です。以下の手順でHSPを使ったスクリプトを作成し、実行できます。
目次
HSPの実行方法
1. HSPのインストール
- 公式サイトからHSPをダウンロードします。
- HSP公式サイト
- 最新版をダウンロードしてインストールしてください。
- インストールが完了したら、HSPエディタ(
hsp3.exe
)を起動します。
2. スクリプトの作成
HSPエディタを開くと、コードを書く画面が表示されます。
以下のような簡単なプログラムを入力します(例: “Hello, World!” を表示するスクリプト)
mes "Hello, World!"
stop
mes
: メッセージを表示するコマンド。
stop
: プログラムを終了するコマンド。
3. プログラムの実行
- 「実行」メニューから「スクリプトの実行」を選ぶ、またはF5キーを押します。
- プログラムが実行され、ウィンドウに “Hello, World!” と表示されます。
4. プログラムの保存
- スクリプトを書き終えたら、**「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」**を選択します。
- 保存するときのファイル拡張子は
.hsp
です。
5. 実行ファイル(EXE)の作成
- プログラムを実行ファイルにするには、**「ツール」メニューから「実行ファイルの作成」**を選択します。
- 指定したフォルダに、スタンドアロンで動作する実行ファイル(
.exe
)が出力されます。
HSPプログラムの例
例1: 基本的なメッセージ表示
mes "こんにちは、HSPの世界!"
stop
例2: ループ処理
repeat 10
mes "これは" + cnt + "回目です"
loop
stop
例3: ユーザー入力の処理
input a, "名前を入力してください: "
mes "こんにちは、" + a + "さん!"
stop
HSPは初心者にも使いやすく、シンプルな構文で直感的にプログラムを書けるのが特徴です。ぜひ色々試してみてください。
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