AWS S3とは?Amazon Web Services(AWS)が提供するオブジェクトストレージサービス

AWS S3(Amazon Simple Storage Service)とは、
Amazon Web Services(AWS)が提供するオブジェクトストレージサービス
です。

出典:https://docs.aws.amazon.com/

概要

S3は、ファイルやデータをクラウド上に保存できるサービスで、世界中のユーザーが安全かつスケーラブルに利用できます。画像・動画・ドキュメント・バックアップ・静的ウェブサイトのホスティングなど、幅広い用途に利用されています。

特徴

特徴説明
オブジェクトストレージファイルを「オブジェクト」として保存(ファイル名+メタデータ+データ本体)
スケーラブル容量制限がほぼ無く、自動的にスケール
高い耐久性99.999999999%(11ナイン)の耐久性を保証
高可用性複数のデータセンターに自動的に分散保存
セキュリティIAM、アクセス制御リスト(ACL)、バケットポリシーなどで細かい権限設定が可能
API対応REST API / SDK(Python, PHP, Node.js など)で操作可能
低コスト利用量に応じた従量課金制(保存容量+転送量+リクエスト数)

用語の基礎

用語意味
バケット(Bucket)ファイルを入れる最上位フォルダ。名前は全世界で一意。
オブジェクト(Object)実際のデータ(ファイル)とそのメタ情報。
キー(Key)オブジェクトの一意識別子(フォルダ階層のようなパス)。
リージョン(Region)データを保存する物理的な地域(例:東京リージョン ap-northeast-1)。

主な用途

  • 画像・動画・ドキュメントの保存
  • Webサイトの静的ホスティング(HTML/CSS/JSを直接配信可能)
  • バックアップやログの保管
  • Big Data分析用データレイク
  • コンテンツ配信(CloudFrontと連携)
  • AI/ML学習データの保存

料金体系(概要)

S3は使用量に応じた従量課金制です。

  • ストレージ料金(保存容量)
  • リクエスト数(GET/PUTなどのAPI操作)
  • データ転送料(外部転送時のみ課金)など

※詳細料金表:AWS公式料金ページ
https://aws.amazon.com/jp/s3/pricing/

ストレージ料金表

出典:AWS公式料金ページ(S3))https://aws.amazon.com/jp/s3/pricing/

リクエストとデータ取り出し

出典:AWS公式料金ページ(S3))https://aws.amazon.com/jp/s3/pricing/

データ転送(一部抜粋)

出典:AWS公式料金ページ(S3))一部抜粋 https://aws.amazon.com/jp/s3/pricing/

公式ドキュメント

まとめ

AWS S3は、「安全・安価・スケーラブル」なクラウドストレージとして、
企業システムから個人プロジェクトまで幅広く利用されています。
特にWordPressのメディアファイルやバックアップ、API連携サービスなどでも頻繁に使われています。

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この記事を書いた人

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